盛岡に「100年史」常設ミュージアムが開館《HERALBONY NEWS》

こんばんは。HERALBONYスタッフのMarieです。

HERALBONYは、2026年7月24日に設立8周年を迎えました。これまで支えてくださった皆さまに、改めて感謝の気持ちをお伝えさせてください。

この節目に、2026年8月14日(土)、岩手県盛岡市に常設ミュージアム「ヘラルボニー100年史 MUSEUM」をオープンいたしました。

創業からまだ8年の会社が、「100年史」をつくる。少し不思議に聞こえるかもしれません。けれどこのミュージアムは、過去を振り返るための場所ではありません。「100年先の文化をつくる」という意思を、次の時代へ手渡すための場所です。


創業8年で「100年史」をつくる理由


ヘラルボニーは2018年の創業以来、知的障害のある作家たちの表現を起点に、アート・ファッション・空間デザイン・社会アクションなど、多岐にわたる取り組みを展開してきました。

作家や作品との出会いを届ける「HERALBONY GALLERY」に対し、本ミュージアムは、家族の原点から共創の軌跡、そして社会へのアクションまで、「異彩を、放て。」という言葉のもと積み重ねてきた歩みを体験する場所です。

完成された歴史ではなく、100年先の文化へと続く、現在進行形の記録として。その歩みを「保存するための場所」ではなく「未来へと手渡すための場所」として設計しました。

3つの展示構成でたどる、8年の軌跡
1|原点(Origins) 「お兄ちゃんだって、同じ人間なのに」

1991年、岩手県花巻市に生まれた松田文登・崇弥と、兄・翔太。自閉症と診断された兄への社会のまなざしを変えたいという思いが、すべての原点にあります。「ヘラルボニー」という言葉が残された翔太の自由帳、文登の作文、崇弥の卒業制作映像《「自閉症」松田翔太の常識》、そして母・妙子の本棚。家族それぞれが向き合い続けてきた時間をたどります。

2|異彩(ISAI) 「この表現を、社会へ届けたい。」

2015年、岩手県花巻市「るんびにい美術館」との出会いが、前身となったプロジェクト「MUKU」を生みました。ステンドグラスのようなカラフルな幾何学模様、ボールペンで執拗に書きつけられた黒い丸——。先入観を覆す圧倒的な表現との出会いから、作家の複製画、初期プロダクトであるネクタイ・蝶ネクタイなど、活動の源流を展示します。

3|社会(Society) 「社会の側にある障壁を、変えていく。」

2018年の創業以降、ヘラルボニーは表現の発信にとどまらず、社会の仕組みそのものに問いを投げかけ続けてきました。「障害者」という言葉(2020年)、#CAREVOTE(2022年)、「鳥肌が立つ、確定申告がある。」(2023年)、#障害者を消さない(2024年)、「いつか偏見も除去されますように」(2025年)これらの意見広告・社会アクションなどを一堂に展示します。

◼︎「ヘラルボニー100年史 MUSEUM」概要

所在地〒020-0026 岩手県盛岡市開運橋通2-38 @HOMEDELUXビル4階
アクセスJR盛岡駅から徒歩11分 または バス3分 バス停 柳新道 徒歩1分

開館時間11:00-13:00 ※完全予約制
定休日不定休(開館日は予約フォームよりご確認ください)
料金5,000円(税込)
(ISAI PARK|Cafe & Dining & Bar「無題」でのランチ料金含む)

最大予約人数8名
※少人数・完全予約制で、一人ひとりが展示と向き合える体験を重視しています。9名以上または法人・団体のお客様はこちらより別途お問い合わせください)

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