資本主義社会での「らしさ」とは。「ヘラルボニー100年史」最新記事
こんばんは。HERALBONYスタッフのMarieです。
HERALBONYコーポレートサイトでは、岩手から世界へ向けて異彩を放ちつづけ、「100年企業」への羅針盤として大切にしたい価値観や意志を綴った「ヘラルボニー100年史」を公開中。
最新記事では2023年のヘラルボニーにフォーカス。資本主義社会の中でいかに「ヘラルボニーらしさ」を貫くか、という問いに向き合い続けた1年を追いました。
> ヘラルボニー100年史 | EPISODE:06
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資本主義社会の中心で「らしさ」を模索する
「ヘラルボニー100年史 EPISODE:06」

創業5周年を迎えた2023年のヘラルボニー。ビジネスの急速な成長、組織の拡大、新規事業開発と強い追い風を受けながらも、私たちの根幹にある価値観をいかに守り、最大限に拡張していくかを問いつづける一年でした。
異彩の日に放つ「鳥肌が立つ、確定申告がある。」

2023年1月31日、前年からこの日を「異彩(イサイ)の日」とし、「異彩が当たりまえに存在する世界」へ向けたアクションを行うと宣言したヘラルボニーは、企業広告ポスターを掲出しました。
小林 覚(Satoru Kobayashi)、衣笠 泰介(Taisuke Kinugasa)、田﨑飛鳥(Asuka Tazaki)のアート作品を背景に浮かぶ「鳥肌が立つ、確定申告がある。」の文字。
「息子が扶養の基準を超えて、確定申告することになりました。」と、ある作家のご両親から連絡が来た実際のエピソードから生まれたポスターはSNSで大きな話題となり、広告業界において高く評価されました。
「ヘラルボニー100年史 EPISODE:06」ではこの広告キャンペーンをともにつくったクリエイティブディレクター・コピーライターである長谷川輝波さんにもお話を伺っています。
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シルクスカーフ「夕焼けの道」
Asuka Tazaki
IDケース「数字」
Satoru Kobayashi
「鳥肌が立つ、確定申告がある。」ビジュアルに起用された作家のプロダクトもオンラインストアでご覧いただけます。
ダイバーシティを体現する新規事業「DIVERSESSION PROGRAM」

「ユニット」から「カンパニー」へと進化する姿勢は、取り組みにも表れていました。ウェルフェア事業部による新規事業「DIVERSESSION PROGRAM(ダイバーセッションプログラム)」※です。
まだ明確な事業戦略も部門としての方向性も定まっていない状態から、新たなビジネスモデルでヘラルボニーの思想を体現し、社会を変えるような試みを創出すべく誕生したウェルフェア事業部。どのような変遷を辿ってきたのか、事業部責任者の神紀子と、ろう者である菊永ふみの立ち上げメンバー二人が語ります。
“相手がどんな人で何を求めているのか……その人を「障害のある人」という属性ではなく、個人として見ること。一人ひとりの違いを知ることをポジティブに捉え、チームとしてともに関わりながらゴールを目指していくこと。それこそがプログラムを通じて伝えたい本質的なDE&Iのあり方でした。”
※「DIVERSESSION PROGRAM」は2025年7月より「HERALBONY ACADEMY」にリブランディング。研修を通じて得られた実践知をもとに、大学との共同研究も視野に、企業や自治体、教育機関などにおける"ちがい"を力に変える組織づくりを探求している
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福祉領域が本当の意味で前進する世界を実現するために

崇弥、文登が強く願ってきた、兄の翔太さんが幸せでいられる世界……障害のある人に対する視線が、福祉に対する意識が大きく変わり、福祉領域が本当の意味で前進する世界を、実現するために。
ご両親が長らく福祉関連の仕事に従事されており、福祉業界に対する深い理解や課題意識を持つ永田暁彦氏が経営顧問に就任するまでの経緯や想いなど、他にもさまざまなエピソードを綴っています。
“作家さんが確定申告をするようになった。親御さんに食事をご馳走できるようになった。それはとても素晴らしいことですが、そういった人が数十人、数百人となっても、その人数分の人たちをただ救えた、ということ。誰もが作品を描けるわけではありませんし、さまざまな人がいる中で、その個性を異彩として放てる社会に向けて、一歩ずつ歩いているだけです。”
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