時永蒼生

Sousei Tokinaga

個人
7歳の頃、絵画教室でキャンバスとアクリル絵の具に出会い、自宅で絵を描くことが彼の楽しみとなる。直接手で混ぜた絵の具を撫で、拭き取り、指先で引っ掻くように描き進める。小さな身体で大きなキャンバスに向かい、何度も塗り重ねながら作品を完成させる。画面にみられる躍動的な物質感はその身体を使った動作によるもの。制作中は椅子や服にも描き始めるため、"創造的な副産物"がうまれ、家訓は「絵の具は汚れではない」となった。人の笑顔が何より好きで、悲しそうな人を見つけると笑顔で覗き込み、寄り添い、元気づけようとする。その温かな眼差しと優しさは作品の中に静かに滲んでいる。

20190102