新作レザーリュックのこだわりを、プロダクト責任者が解説。

新たに発売されご好評をいただいているレザーリュック。
デザインのこだわりと魅力をプロダクト責任者である大平稔に聞きました。

 

【スタッフプロフィール】

大平稔/HERALBONYリテールディレクター
2000年アパレルメーカーTOMORROWLANDに新卒入社。ショップスタッフ・レディースMD・メンズディストリビューター・百貨店営業店舗開発などを担当。フランチャイズ部時代に盛岡店での協業を機に23年よりHERALBONYをサポート。24年10月より、MD兼店舗統括として正式入社。

 

パートナーとも兼用できる、ビジネスシーンの異彩のリュック

まず形なんですけれど、容量がありつつ、男性が背負っても女性が背負ってもいいバランスの形を選んでいます。 男女兼用で、パートナーと使い回すこともできるサイズ感にしました。

【予約商品|12月中旬お届け】レザーリュック「(無題)(丸)」Sanae Sasaki

機能的なところでは、内側にポケットやペン刺しが付いているだけでなく、外面にもパソコンやスマホ、リップクリームなどを背負ったまま取り出せるポケットがついている使い勝手の良さがポイントです。

ペンを2本刺せるスペースも。
さっと大切なものを取り出せる背面ポケット
パソコンもさっと取り出せる

また、キャリーケースの持ち手を刺せるベルトがついているので、ご旅行や出張が多い方にもおすすめできます。

キャリーケースにアタッチできるベルト付き

素材とカラーリングのこだわり

素材に関しても、こだわってキメの細かい牛革を選んでいます。比較的薄く、柔らかい素材なので、触った時に心地よさを感じていただけると思います。表の大きな面にハギが出ないように一枚革で作っており、しわのないきれいな面を出すことで、エレガントなスタイルやビジネススタイルにも合わせられる素材感を活かしました。

カラーはビジネスシーンに使いやすいよう、黒と茶系を選んでいます。通常この2色展開だと焦茶になることが多いのですが、トープを採用しました。いわゆるグレージュカラーです。ユニセックスにお使いいただけるカラーパレットの中で、都会のシーンにも馴染む、ファッショナブルな中間色を選びました。上質なコートと合わせていただいても違和感のないリュックになったと思います。

そして裏地のアートですね。黒の内側に赤いアートというようなコントラストを楽しむデザインも考えられたのですが、今回は敢えて、表地と同系色のシックなアートを選んでいます。それはビジネスシーンでの使いやすさを考えてのことではあるのですが、アートそのものにパワフルな存在感があり、奇を衒わなくても十分に個性的に仕上げられるというHERALBONYならではのデザインになりました。

お揃いのPCケースと合わせて使っても派手な印象になりすぎない

 

細部のこだわりに込めた想い

密かなこだわりは付属のパスケースです。ビジネスシーンに馴染むシンプルなデザインを作ったのですが、ぱっと見ただの無地のリュックではHERALBONYらしくない。あえてアートが表に出るように、付属のパスケースはアート入りにしました。そうすることで、実は素材の数がひとつ増えていて、制作所要時間なども増えてしまったのですが、愛着を持ってアートを楽しんでいただけるようにこだわった部分になっています。

アートがプリントされたレザーのパスケース

最後に細かい部分なのですが、革と裏地の間に挟んでいる芯材もこだわって選んでいます。肌触りのやさしさを堪能できる柔らかさと、リュックとしてきれいな立ち姿で自立する固さ。どちらも両立できる芯材を探しました。

上品な素材感ながら、しっかりと自立
こだわりの詰まった、日本製のレザーリュック。
ご自身へのご褒美や、新年を迎える新たなお仕事のパートナーに、また、大切な人へのプレゼントに。
ぜひご検討ください。