セットアップ、オールインワン、ジレ。
仕事の日はきちんと、お休みの日は力を抜いて。
同じ一着が、着る場面によって違う表情を見せる。
夏から秋へ、季節がまたぐこの時期に。
12のスタイリングで見せる、ON/OFFスタイルをご紹介します。

Photography : Takumi Kimura (HERALBONY)

Styling : Kotomi Shibahara

WORK DAY

黒の強さは、白でバランスを取って。

セットアップ ブラック ONスタイル

黒のセットアップはシンプルに着るだけで様になる。ただ、黒一色は重くなりがちだから、足元は白のパンプスで軽さをひとつ。眼鏡はきちんと感を添えるひと押しに。

DAY OFF

くたっと感で、とことん力を抜く。

セットアップ ブラック OFFスタイル

古着ならではのくたっとした風合いを主役に、ジャケットをカジュアルに着崩す。サンダルを合わせれば、気取らない休日の空気がそのまま形になる。

WORK DAY

ベージュは、メリハリで印象が変わる。

セットアップ ベージュ ONスタイル

ベージュは単体だとぼやけやすい色だから、靴とインナーの黒色で締めるのがポイント。柔らかい色に芯を通す、そのひと手間が仕上がりを左右する。

DAY OFF

全身のサイズ感で、違った印象に。

セットアップ ベージュ OFFスタイル

ワイドなパンツに、ビスチェとレオパード柄のシューズで遊び心をプラス。少しの外し方と全身のシルエットが、キレイめな一枚を特別に。

着回すアイテム

ITEM 03 — ジレ / ブラック

WORK DAY

マニッシュな印象も楽しんで。

ジレ ブラック ONスタイル

ジレはハンサムな印象が強い一着。ネイビーのニットを合わせてその硬さを一段引き上げ、トップスが暗くなる分、パンツは白を選び、明るさを補う。

DAY OFF

チラリと見えるアートが主役。

ジレ ブラック OFFスタイル

Tシャツにワイドなデニムを合わせ、力の抜けたカジュアルな装いに。シルエットが大きくなる分、靴はすっきりとしたヒールでバランスを取る。

着回すアイテム

ITEM 04 — ジレ / ベージュ

WORK DAY

ジレを、トップスとして取り入れて。

ジレ ベージュ ONスタイル

ジレをトップスのように主役として着るのも一つの手。中のインナーが見えすぎないよう気をつけて、ベストそのものの表情を引き立てる。

DAY OFF

柔らかさに、硬さを効かせる。

ジレ ベージュ OFFスタイル

ベージュという柔らかい印象を持つ色だから、ボーイッシュなアイテムを合わせるとバランスが取りやすい。ベルトとヒールという小物で、メリハリを効かせて。

着回すアイテム

ITEM 05 — オールインワン / ブラック

WORK DAY

シャツと眼鏡で、ONの印象に。

オールインワン ブラック ONスタイル

一枚仕立てのジャンプスーツに、シャツと眼鏡、ヒールできちんと感を差し込む。ラフになりがちな形も、この三つのアイテムでオフィスに馴染む顔つきに変わる。

DAY OFF

首元のアートを、主役に。

オールインワン ブラック OFFスタイル

首まわりのアートが映えるように、インナーはさらりと一枚に留める。引き算の着方が、デザインそのものの魅力を静かに引き立てる。

着回すアイテム

ITEM 06 — オールインワン / ベージュ

WORK DAY

オールインワンとジャケットの組み合わせ。

オールインワン ベージュ ONスタイル

ジャケットと色味を揃え、セットアップのように一体感を出す。インナーのシルクトップスは主張を抑えたものを選び、全体の綺麗さを損なわないように。

DAY OFF

オールインワンのポイントはウエスト。

オールインワン ベージュ OFFスタイル

ウエストの見せ方ひとつで、印象は大きく変わる。今回はベルトではなくウエストバッグを選び、実用性と気の利いたニュアンスを両立させた。

ARTIST OF THIS ITEM

佐々木 早苗

Sanae Sasaki
るんびにい美術館(岩手県)

作品名:(無題)(丸)

絵画のみならず織り物、切り紙、刺繍など、いずれも緻密で色彩と構成の妙に富む様々な表現を生み出し続けている。自分の作品への賞賛には興味がなく、制作のリズムを乱されることを嫌う。そのため周囲の人々は、制作中の彼女に話しかける際はタイミングをはかる。一つの仕事に数か月から数年集中して取り組んだあと、不意にやめて別の仕事に移るのが常。佐々木早苗の表現は様々な様式をたどりながら、今なお変化し続けている。

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宮澤 祥子

Sachiko Miyazawa
のぞみの家(東京都)

作品名:旅行楽しみ

『指絵の具』を両手にたくさんつけ、キャンバスを抱えるように描く。突然の音や賑やかな雰囲気を好む。全体に躍動感があり、優しさを帯びたタッチの中に、感情の入り交じった色彩の迫力が宿る。時間をかけて幾重にも色を重ねるため、絶妙に色が混ざり合い、豊かな色彩に仕上がっていく。

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