衣笠泰介が描く「あのマーク」の秘密《異彩通信メルマガ号》

こんばんは、HERALBONYスタッフのMarieです。
 
先日の販売開始から多くの方の元にお迎えいただいている、新アート「気持ち」のハンカチ
 
こちらの作品を描く衣笠泰介(Taisuke Kinugasa)は、この「気持ち」のように愛らしいモチーフの作品だけでなく、これまで様々なアイテムにも起用されている「ブダペストで朝食を」といった、鮮やかな色彩の旅先の風景も描きます。

>サブバッグ「ブダペストで朝食を」

本日の異彩通信メルマガ号では、泰介さんの作品ついてのいくつかの“秘密”を、ご紹介します。

「こんにちは」のマーク


>「ハイヒール」原画作品

先ほどの「気持ち」をはじめ、泰介さんの作品には、よく見られるマークがあります。皆さんはお気づきでしょうか?
 
泰介さんの作品には、この「ニコニコマーク」がよく登場します。

>「ピンクのドンペリ」原画作品

こちらは、作品を描き終える際に描かれる、サインのようなもの。
 
泰介さんは、このマークを描きながら「こんにちは!」と言います。
 
これからこの作品に出会う人たちに向けての挨拶でしょうか。泰介さんは、作品を通して多くの人とコミュニケーションをとっているのかもしれません。

>「高原の花たち」原画作品

こちらの花々が賑やかに咲き誇る作品の中にも、「こんにちは!」マークが隠れています。ぜひ見つけて、泰介さんの挨拶に答えてみてください。

旅先の記憶が重なり生まれる作品

花やボトル、ファッションアイテムといったモチーフ以外に、泰介さんは旅先の風景も多く描きます。

>「ビーチへ行こう」原画作品

泰介さんはご家族と旅行に行くことが大好き。旅先での楽しかった思い出は映画のようにシーンとして記憶しており、それを作品として描いていくそう。
 
様々な楽しかったシーンが重なり合い、独自の心象風景を生み出す衣笠さんの絵。作品の中では、時間を超えて朝の風景と夕方の風景が融合していたり、独特の世界が生まれます。
 
こちらの「ビーチへ行こう」という作品も、作品右上には月や星が出ていながら、その他の部分では明るい色味で風景や空が描かれており、様々な時間のワクワクした思い出の重なりが感じられます。

>「富士山と飛行機」原画作品

 富士山の前を飛ぶ飛行機に、たくさんの人々が仲良く乗っているこちらの作品は、トルコ旅行から帰って来た際に描かれたもの。
 
人種のるつぼであるトルコで、様々な人種の人々が生活する風景に触れ、それに影響されて飛行機の中に色々な人を描いたそう。
 
泰介さんが一つの作品にこんなにたくさんの人を描くことは珍しいと、お母様は言います。
 
泰介さんの生き生きとした体験や感情が映し出された、国や国籍を超えた作品です。
 

まだまだお話ししたい秘密がたくさんあるのですが、それはまた次回に。

>衣笠泰介|原画一覧