栗原 汰希

Taiki Kurihara

やまなみ工房滋賀県
いつも無邪気なで愛くるしい表情、自身の気の向くまま、散歩をしたり、寝転んで日向ぼっこをしたり、好きな言葉をまるで歌のようにリズムをとって繰り返し口ずさんだり。ある日、画用紙を床に置いて、彼に絵の具を入れた容器を渡してみた。彼は無造作に画用紙の上に絵の具をこぼされた。もしかすると最初は何となくだったのかもしれない。次の日も、次の日も…。同じように繰り返す中で次第に絵の具をこぼす行為には彼の意思が宿るようになる。時に力強く、時に繊細に、形のない自由な表現が、まるで彼を表すかのように絵の具で画用紙を染めていく。

タイトル不明

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